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  畳縁 畳全般 畳表 畳床 その他副資材  
   
畳の両端につけた幅約3センチの布状の部材
畳縁を選ぶ場合は大きく材質・色柄の2つのポイントにわかれる。

   
材 質 色 柄  
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材 質
  畳縁の材質は綿糸、合成繊維糸、金糸が使われる。たて糸、よこ糸に何を組み合わせるかによって特徴がかわる。
(a) 合成繊維糸は様々な色が着色でき、発色が鮮やかなため、現在の主流になっている。
(a) また、磨耗強度も強く、大量生産が可能なため安価。
(b) 綿糸は合成繊維糸ができるまでは、畳縁の主流になっていた。
(b) 発色が悪い点、磨耗強度が弱い点、カビが生えやすい点、合成繊維糸と比較して
(b) 高価な点で合成繊維糸に切り替えられている。
(c) 金糸は金色や銀色を柄に織りこむ場合、たて糸に綿糸や合成繊維糸と一緒に織りこむ。
(c) 特殊な柄に使われることが多い。
 
     
  ただし、ワラ畳床の場合は、作り手の技術によるところが非常に大きく、上記の要素の単純比較だけでは品質を比較することはできない。重い畳床でも、品質の悪い畳床もあるし、4段重ね畳床でも6段重ね畳床より長持ちするものもある。  
     
  色 柄  
  合成繊維糸の登場により色柄は数百種類はあるが、基本的な色は黒、茶、紺、鶯(緑)、などがある。柄は無地縁と柄縁に分けられる。柄に関しては畳縁メーカーが趣向を凝らし、様々な柄が生産されているが、昔ながらの畳縁柄として花菱、あじろ、亀甲などがある。また、特殊な柄として、主に床の間に使用される紋縁がある。紋の大きさで大紋、中紋、小紋等がある。茶室の畳には紺色の無地の縁を使い、床の間に紋縁を使う。しかし、小間の茶室(四畳半より小さい茶室)の床の間の縁には紺色の無地を使う。畳縁を選ぶ場合は、現在、100種類以上の畳縁が販売されており、その中から選択するのは非常に大変なため、メーカーや畳店から畳縁見本帳を送ってもらい、10数種類の中から選択 するのが良い。  
 
     
     
     
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