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   抜粋のため原文と表記が異なります。  
  JIS規格(抜粋)  
 
畳(A 5902) 稲わら畳床及び稲わらサンドイッチ畳床(A 5901) 建材畳床(A 5914)
 
 
発泡プラスチック保温材(発泡プラスチック保温材 A 9511) タタミボード(繊維板 A5905)
 
  JAS規格(抜粋)  
 
畳表    
 
   
 
適用範囲
この規格は、畳表(着色表および青表を除く)のうち1種表、2種表及び3種表に適用する。

定義
2-1.この規格において、次の表の左欄に掲げる用語の定義は、それぞれ同表の右欄に掲げる通りとする。
用 語
定      義
畳 表
いぐさを緯とし、糸を経として製織したもの(上敷及びござの類を除く)をいう。
着色表
着色剤による着色(色を定着させるための樹脂加工を含む。以下同じ)をしたいぐさを製織した畳表及び畳表であって着色剤による着色したものをいう。
青 表
七島いを緯として製織した畳表をいう。
長 物
連続的に製織した畳表であって、1畳分に相当するものとして切り加工を施していないものをいう。
側から側までの長さ(小目の部分を含め、耳毛の部分を除く)をいう。
長 さ
端からは端までの長さをいう。
小 目
両側の、目積織り(1本糸で幅狭く織ることをいう)した部分をいう。
耳 毛
製織されたいぐさの根元または先端が小目から出ている部分をいう。
通織り
いぐさが織り幅を十分引き通るように製織することをいう。
耳 糸
小目がほぐれないように耳毛の基部に施したたて糸(遊び糸)をいう。

2-2.この規格において、1種2種及び3種表とは幅、長さ、たて糸(耳糸を除く。以下同じ)の数、
2-2.たて糸の種類、織り方及び耳毛の長さがそれぞれ、次の表の規定に適合する畳表(長物を除く)をいう。
種類

単位:cm
長さ
単位:cm
たて糸の数
単位:本
たて糸の
種類
織り方
耳毛の長さ
単位:cm
1種表
95.0(+)0.5
205以上
134
(44以下)
麻糸叉は
綿糸
通織りと
したもの
7(±)2.0
2種表
91.0(+)0.5
196以上
128
(42以下)
同上
同上
同上
3種表
89.0(+)1.0
191以上
126
(42以下)
同上
同上
同上
・たて糸の種類は、麻糸との併用により合成繊維も可能
・たて糸の数の()内は、合成繊維の数

規格
3-1.1種表、2種表及び3種表の特等(たて糸が麻糸のもの・麻糸及び合成繊維糸を併用したものを含む)、
3-1.1等、2等、又は3等(たて糸が綿糸に限るもの)の品質の基準は、それぞれ次のとおりとする。

3-2.1種表、2種表及び3種表で、前項に規定する規格に該当しないものは、等外とする。
種類
等級
重さ(単位 kg)
水分
たて糸の太さ、
強さ及び伸び率
品 位
たて糸が
麻糸のもの
たて糸が
綿糸のもの
1種表
特等
2.00以上
13%以下
別表に掲げる
たて糸の基準に
適合すること。
別表に掲げる
品位の基準に
適合すること
1等
1.85以上
1.75以上
2等
1.70以上
1.60以上
3等
1.45以上
2種表
特等
1.85以上
1等
1.70以上
1.60以上
2等
1.55以上
1.45以上
3等
1.30以上
3種表
特等
1.80以上
1等
1.65以上
1.55以上
2等
1.50以上
1.40以上
3等
1.25以上
1.水分の測定は、畳表迅速水分計(電気抵抗式)による。
2.重さの基準は、1種表にあっては長さ205cm、2種表にあっては長さ196cm、
2.3種表にあっては長さ191cmのものに相当する基準とする。
3.色沢、色調、色段、変色い,粒ぞろい、地合、織り傷、仕上げ、汚れ等の程度については、
3.特等標準品、1等基準品、2等基準品、及び3等基準品を別に定めて等級を判定する。

品   位
1.特等にあっては次の基準を適合すること。
(1) 固有の色沢及び優良な色調を有するものであり、色段及び変色いの混入がなく、かつ、
(1)粒ぞろいが特によいこと。
(2) 地合いが特に密で、糸切れ、片ざしその他の織り傷がないこと。
(3) 仕上げが優良であり、かつ、汚れその他の欠点がなく、容易にほつれないように
(3)端止めしてあること。
2.1等にあっては次の基準に適合すること。
(1) 固有の色沢及び良好な色調を有するものであり、色段及び変色いの混入がなく、
(1)かつ、粒ぞろいがよいこと。
(2) 地合いが密で、糸切れ、片ざしその他の織り傷がないこと。
(3) 仕上げが良好であり、かつ、汚れその他の欠点がなく、
(3)容易にほつれないように端止めしてあること。
3. 2等にあっては次の基準に適合すること。
(1) 固有の色沢を有するものであり、かつ、色段及び変色いの混入がほとんどないこと。
(2) 地合いが密で、糸切れ、片ざしその他の織り傷がないこと。
(3) 仕上げがおおむね良好であり、かつ、汚れその他の欠点がほとんどなく、
(3)容易にほつれないように端止めしてあること。
4. 3等にあっては、次の基準に適合すること。
(1) おおむね固有の色沢を有するものであり、かつ、色段及び変色いの混入が目立たないこと。
(2) 地合いがおおむね密で、糸切れ、片ざしその他の織り傷がないこと。
(3) 仕上げがおおむね良好であり、かつ、汚れその他の欠点が目立たず、
(3)容易にほつれないように端止めしてあること。

たて糸の
種類
基   準
太さ(原糸番手)
合糸本数
引張り強さ(kg)
伸び率%
麻 糸
麻番手5番手
(ジュート番手9.6番手)以上
49.0以上
5.0以下(切断時)
綿 糸
綿番手20番手以上
4以上
27.5以上
12.0以下(24.5N時)

 
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